camellia の日記の時間

日記や思うところなど日常の何かを書いています。

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吾亦紅の母と、カマキリの父

母は歯茎が痩せて入れ歯が合わなくなったとかで、口をくちゃくちゃ言わせていることがしばしばあります。そんな母を見て「老いたなぁ」なんて少しだけ思います。還暦をすっかり過ぎたのだから当然なのかもしれません。それにしてもなんだか苦労をかけてばかりで、淡く歌の吾亦紅(われもこう)のような雰囲気のものが胸の中にあります。

さて、なにもここで前述の吾亦紅に追従するつもりはありません。問題は母と父の違いです。父だって僕のことを思って色々と苦労をしてるんだと思うんですよ。過保護ですからね。でも何でしょう、この、父の空回り感と言うか大きなお世話感と言うか、分かってない感と言うか。逆に父を不憫に感じさえします。

しかしこれは母性とか父性とかそう言ったことなんでしょうか。うまく言えないのですが母性は相手を思い遣る性質で、父性とは自身の信念を貫くようなそう言うことなんでしょうか。だからまぁ、父親ってのは思い遣りですら自分本位で押し付けがましいものなのかもしれません。

何も父性がわるいワケではないのでしょう。子供が幼い頃には先導して導くと言うとても重要な役回りになるのではないでしょうか。だから父親ってのは憧れとか追いかける対象にしばしばなるんだと思います。でも残念なことに子が成長して自分の人生を一人で歩けるようになったとき、父親のそれが過干渉になると途端にジャマになってしまうんですね。

ちょっと脳裏を過ぎったのは『後尾を終えたカマキリやクモの雄がその場で雌に食べられてしまう様子』です。カマキリやクモの雄は生殖の直後に無用になってしまうようですが、何にしても男の余生(?)は比較的哀れなものなのかもしれません。あぁそう言えば僕も男なんだな、一応……

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