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camellia の日記の時間

日記や思うところなど日常の何かを書いています。

camellia の日記の時間 は kisaragi-mint の日記へ移行しました。

【書籍紹介】魔王になったら領地が無人島だった

区分

  • 剣と魔法のファンタジー
  • 中世欧風
  • 異世界転生
  • クライマックスがない

感想執筆時の購読済みシリーズ

発売済み: 1 巻( 2016-05-23 現在)

感想とか紹介

この紹介記事の執筆時点で 1 巻しか発売されていませんのでどう言った作品なのか大きなスパンで語ることはできません、と前置きします。

こう言った作品のタイトルはアテにならないようで「魔王になったら領地が無人島だった」と言うタイトルに魅力を感じずしばらく眺めていただけなのですが、ふと気が向いて読んでみると読みやすく退屈せずとてもスムーズに読むことができました。少しだけ期待して購入したのですが、なかなかのヒットです。

主人公は生前の意識を持ったまま魔族として転生し、転生の際に神様からチート能力をもらうのですがこれは「強くなるのが早い」と言ったタイプのものでそもそも転生ですから生まれた時は前世の記憶や意識があるものの普通の赤ちゃんです。

世界は剣と魔法のファンタジーで主人公は上述したように魔族です。魔族と人族は完全に敵対しているわけではないですが異民族として受け入れられなかったり受け入れたりと言った風のようですが少なくとも 1 巻ではほとんど関わることがありません。本文中に「中世の~」と言った表現が出てくるあたり分かりやすい中世欧風の世界でしょうか。ただ、主人公の生まれは村であり、 1 巻で貴族などが登場する場面はありません。魔族と魔獣は明確に区分されており魔獣には理性などがほぼなく、魔族からも討伐対象です。主人公を転生させた神はもちろん主人公などの上位・メタ存在で作品中に干渉することはありません。ただ人族は異世界から勇者を召喚するなどやっているようです。

文体として文章はとても綺麗で読みやすく、また読みやすさを感じさせない読みやすさと言うような感じで自然に読むことができます。魔法の詠唱について魔族はそれを行わずイメージしたものを魔力で実現するといったものでロマンチックな雰囲気はありませんが、逆に主人公にとっては前世での記憶から強力な現代兵器をイメージした強力な魔法が使えると言った具合になっています。

ここまで話して主人公が赤ちゃんとして生まれたことと魔王になったら~に齟齬がありますが、魔王になったら~の状況から回想として生まれた時からの話が始まります。 1 巻の最後でやっと回想が終わるのですがその続きがどうなるのかは分かりません。

作品の傾向としてクライマックスがないタイプと言うことで強敵に挑む危うさなどはなく少なくともその場その場では無双していますので僕のように安心感を持って物語を楽しみたい人には良書といえると思います。同じタイプで好きな作品「無職転生 ~異世界行ったら本気だす~」、「境界迷宮と異界の魔術師」と同等の面白さで、好きな作品が 1 つ増えました。

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